2008年01月30日
HONDA『RA108』
HondaレーシングF1チームは、2008年シーズンに挑むニューマシン『RA108』とそのカラーリングを、現地時間(以下、現地時間)29日、チーム本拠地のイギリス・ブラックリーで発表した。チームのプレスリリースが伝えている。
『RA108』はこの日の発表会に先立ち、白いテスト用のカラーリングをまとって先週のバレンシアでのF1合同テストでルーベンス・バリチェッロとジェンソン・バトンらのドライビングでシェイクダウンを行なっていた。
この日の発表会では、白地に地球が描かれた新しいカラーリングを施した『RA108』が、今シーズンからチームに加入したテスト兼リザーブドライバーのアレクサンダー・ブルツの手で、ピットレーンに仕立てた会場に集まった300人もの報道関係者やゲストの前に登場した。
『RA108』は、まったく新しいデザインコンセプトを採用。コンストラクターズランキング8位に終わった2007年の反省点を踏まえ、イギリスのブラックリーとブラックネル、栃木県の本田技術研究所のリソースを結集。昨年11月にチームに加入したチームプリンシパルのロス・ブロウン氏の指揮のもと、カギとなる領域で幅広い経験を積んだエンジニアが連携し、開発を進めてきた。
昨年型マシンは空力面で弱点を抱えていたと言われているが、R.ブラウン氏は「『RA108』の空力レイアウトとメカニカル構造は、今までのマシンと異なるコンセプトで設計した。特に、空力パーツのパッケージングや性能をより柔軟に調整でき、シーズン中のアップデートもよりスムーズにできるデザインにしている。安定した、高い効率の空力性能を引き出すことに焦点を絞り、車体のレイアウトを、空力パーツやサスペンションに対し、いかに最適なコンビにまとめるかに集中した。これにより、さらなる開発に対しアップデートが可能となるため、実際には今日の車と比較し開幕戦メルボルンまでに空力パッケージがさらにアップデートされるだろう」とニューマシンの開発コンセプトについて説明している。
ドライバーには、3年目のコンビとなるレギュラードライバーのJ.バトンとR.バリチェッロに、開発に貢献できるベテランのA.ブルツがテスト兼リザーブドライバーとして加わり、経験豊富な3人のドライバーとともに2008年シーズンに挑む。またGP2で活躍するルカ・フィリッピとマイク・コンウェイの両若手ドライバーと、育成とテスト貢献の目的で契約したことも発表された。
新しいカラーリングも披露され、昨年スタートした「myearthdream」を進化させた「earthdreams」プログラムの概要も紹介。ロゴが変更され、環境問題に対する人々の意識を高めるためF1マシンをメッセージを伝えるツールとする昨年のコンセプトがさらに進化することとなる。
本田技研工業の大島裕志広報・モータースポーツ執行役員は「『RA108』のカラーリングはHondaのDNAのひとつであり、長年に渡りモータースポーツ活動で培ってきた『チャレンジングスピリット』とチームが昨年から取り組んできた環境問題を象徴する『地球』を融合している。今年は、レースでの夢の実現と世界中のHondaファンの皆様の期待に応えるべく、ぜひとも飛躍の年にしたい」と新カラーリングについて説明し、決意を新たにしていた。

←ぁぁ・・・このエンジン・・・美しい(シミジミ
今年のマシンのスペックは「Honda | F1世界選手権 | RA107」に♪
んで、今年のHONDA・F1オフィシャルサイト⇒「Honda | モータースポーツ | F1世界選手権」にはスーパーアグリも紹介されているのね(笑)
(去年も紹介されてか?)
Posted by 敬(たかし) at 01:41│Comments(0)
│Formula 1
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