ドラ〇もん・ファイナル

敬(たかし)

2007年05月30日 08:41

 このエントリーは「2007年02月03日」のものですが、進展があったようなので追記更新

「ドラえもん」最終話、勝手に作る=出版の37歳男性が謝罪
2007年5月29日22時1分配信 時事通信

 藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の最終話を勝手につくって漫画化し、販売した男性(37)が、出版元の小学館(東京都千代田区)と著作権を持つ藤子プロに謝罪し、売上金の一部を支払っていたことが29日、分かった。
 小学館などによると、「最終話」は20ページの冊子で、電池切れで動かなくなったドラえもんを、35年後にロボット工学の第一人者に成長したのび太が修理し、よみがえらせるというストーリー。絵も本物にそっくりだった。
 同様のストーリーは1998年ごろからネット上で出回っており、男性が「田嶋・T・安恵」の名で2005年秋ごろに漫画化。一部約500円で書店に販売を委託し、昨年夏までに約1万3300部を販売したとみられている。

 このニュースと同時期にネット上にあったフラッシュによる同漫画の最終話も消されてしまったようです。

 ※今後話がややこしくなった場合はこのエントリーは削除します。

【知はうごく】「模倣が生む才能」著作権攻防
 トラブルで動かなくなったドラ〇もんを蘇らせようと、猛勉強してロボット工学者になったのび太くん。未来の世界でドラえもんを製作したのは、実は、大人になったのび太くんだった-

 こんなストーリー展開で「ドラ〇もん 最終話」と銘打った漫画本が平成17年末、ひっそりと発売された。ある漫画家が、ネット上や電子メールで流布されたうわさ話を描き、同人誌として制作したものだ。

 その感動的な結末は、ネットなどを通じたちまち評判になり、数百部でヒットとされる愛好者向け市場では異例の1万5500部が出荷された。

 マンガ・コラムニストの夏目房之介氏は、最終話を読んで「僕も泣いた。ドラえもんへの愛情にあふれる作品」と高く評価している。

 ただ、この作品はドラ〇もんの版権を持つ小学館の許諾を得ていなかった。既存の漫画のキャラクターを利用して別のストーリーを作った場合、ドラ〇もんという絵柄を使っているために著作物の利用となり、許諾が必要だ。同社は「悪質な著作権侵害」と判断して昨年、漫画家側に販売中止と回収、ネット公表の中止を要請。損害賠償についても交渉中で、関係者によると刑事告訴も検討されているという。

 小学館は「ネットで評判になり、部数がケタ違いに増えた。厳しく対応せざるをえない」(知的財産管理課)と明かす。
 昔から密やかに語られてきた、ドラ〇もんの最終話のお話です。
理で考えるならば〇学館及び作者の権利の保護を優先させるべきなのはもっともで、〇学館がとった行動はなんら責められるべきモノではないと僕個人は考えています。

 ・・・がっ・・・一部のNET社会ではこの〇学館の行動に賛否両論^^;
一歩間違えるとこのファンが作り上げた架空の最終話を「本編」と勘違いしている方々もいます。
また、「某大陸や某半島の著作権侵害は野放しにしておいて、日本国内ではこれかよ!」と声高に叫ぶ方々もいるようです(苦笑)
まぁ、心情的には理解できるのですが・・・色々な問題をごっちゃにするなゴラァ!と言いたい事もしばしば。
個人的にはこの問題がどういった形に収まるのかにちょいと興味があるのでメモ代わりにエントリーしておきます。

続きを読む方は個人の責任において読んでくださいね^^
 ちょいと面倒な話題なんで続きを移動させました。
見たい人は個人の責任でどうぞ⇒『Moonless night』 | ドラ〇もん・ファイナル
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